2022年01月20日
手入れが簡単でおしゃれな庭づくり
それほど手入れをしなくても、植物がしっかり育っているおしゃれな庭は理想的です。そんな庭であれば、毎日庭に出たくなり、家で過ごす時間もさらに充実しますよね。手入れが楽なのに、毎年花を咲かせてくれる木や草花、球根などを知っていると、楽にガーデニングが楽しめるはず!
そこで今回は、過去に取材させていただいたプロの園芸家の皆様から教わった、ガーデニングにまつわるおしゃれなテクニックを紹介しながら、手入れが楽で頑張りすぎないガーデニングを楽しめるコツをお話ししていきます。
庭の土の部分が減れば、雑草は減ります。庭の全面をコンクリート舗装したり、防草シートや石を敷いてしまえば雑草が生えることも無く簡単にすっきりします。でも、コンクリートや石ばかりでは夏は太陽の照り返しが強くて熱くなったり、緑の全く無い庭は無機質でさびしいと思いませんか。
そんな場合は、雑草対策のためにコンクリート舗装や石、レンガ、枕木、天然芝、人工芝などを敷くスペースと、土を残して植物を育てるスペースをはっきり分けると、おしゃれで管理しやすい庭になるのでおすすめです。
専門業者に依頼するか、DIYで作業するかによってかかる費用や出来上がりの雰囲気が変わります。庭は一度作れば長く使えるので、お金をかけて専門業者に依頼するのもいいですし、DIYでゆっくり時間をかけて自分好みの庭づくりをするのもいいですね。
写真は、花壇以外の場所に防草シートを敷いた上に、人工枕木と化粧石を設置した例です。我が家の庭は小さいので、友達に手伝ってもらい2人で1~2日ほどで設置しました。雑草だらけで悩んでいたので設置して良かったと思っています。たまに雑草が生えることがありますが、防草シートの上には根が強く張れないので簡単に根ごと抜けます。
庭にシンボルツリーなどの木を植える際、あまり手入れをする時間を持てないとわかっている場合は、ゆっくり生長するような木や、それほど大きくならない木、病害虫の心配が少ない木を植えるといいですね。かっこいいからとか、なんとなくで木を選ぶと、こんなにすぐに大きくなると思わなかった!など、後で困ってしまうのでしっかり調べてから植えましょう。
例えば、カラタネオガタマ、ソヨゴ、ドウダンツツジ、ハイノキ、フェイジョア、マルバノキなどは、ゆっくり生長する木と言われています。